2009年10月29日木曜日

※本日の一言※

ドラクエ鉄砲玉伝説って知ってますか?」
 プロデューサー。DSドラクエの話題の最中に突然の一言。
 何かふくみがあって訊いているのかと疑ったが、完全に素で質問されていた。「僕がやりました」と告白するのに三十分くらいかかった。なぜ今さら話題にされるのかと思ったら、なんとネットで検索すると誰かが保存した「鉄砲玉伝説」の全文が見つかるらしい。当時、日記の文章として書いたものだが、まさかまだ現存するとは思いもしなかった。ネット恐るべし。
 ちなみに正しいタイトルは『ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲玉伝説』である。久々に古いバックアップ・ファイルを読み出してみたりした。まったくもって八年前の文章である。思わず全面的に加筆修正しそうになった。頼むから忘れて下さい。

2009年10月24日土曜日

※本日のお知らせと記事※



 九月の連休災害(ハザード)の影響によりブログの更新が滞っているうちに気づけば発売。
 出し直した方が売れた、というのは書き手としては心中複雑ではある。
 それにしても豪華な新装改訂版ではなかろうか。こんなに豪華にしてしまっていいのだろうか。書き下ろしでやってもらった方が良かったのではなかろうか。とはいえかなり修正したので半ば書き下ろしのようなものではあるのだが。
 ゲーム・コンセプトをそれほど逸脱せずに修正ができたのは個人的に幸いであった。ノベライズというものは、いかにして本来の作品の「隠されていた可能性」を提示するかが問われるジャンルであると思う。それは既存の作品を忠実に再現するときも変わらぬテーゼであると確信している。
 ところで新装版の後書きでは割愛したが、実を言えば『ストーム・ブリング・ワールド』は「最終巻」までプロットは作っていた。諸般の事情で執筆が見合わされたが、大きな理由は一つに書き手の成長が急カーブを描き、色々とそぐわなくなっていたからだ。アニメ業界の初経験が大きかったのかもしれない。既存の作品において見いだせるものではなく、自分の内側に見いだしうるもの全てを優先すべき時期にさしかかったわけである。それではノベライズはできない。女神カルドラと同等の存在がぼんぼん出てきたら、もはやカルドセプトではなくなってしまう。
 ついでに言えば、少年少女が旅の過程でどんどん大人になっていく物語というのも、どうやら見事にライトノベルの枠組みから外れてしまうように思う。そういうわけで書かずじまいとなった。
 いずれにせよ旅立ちにおいて終わるのは少年少女もののテーゼとして非常にまっとうであるように思う。旅立ちののちの成長は、どのように工夫したところで、大人への道のりになる。それでも大人にならないまま描き続けるとしたら、結局は、無限の「旅立ち」の繰り返しとなる。とすれば最初の二冊で書くべき事は全て書いている。
 一方で、リェロンやアーティといった人物たちを前作から抜き出し、カルドセプトともライトノベルとも関係のない、新たなファンタジー作品を書くことも勧められた。これについては書き手の中でも、ずっと検討が続いているが、まだ明解な答えは出るに至っていない。

2009年10月4日日曜日

※本日のお知らせといただきもの※
 今月発売 です。

別冊少年マガジン 10月9日発売
 『マルドゥック・スクランブル』コミック連載スタート
二十歳?(゜Д、゜)
 冲方丁。オープンにして良いらしいコマである。ぶっちゃけ驚愕である。月刊連載デビュー作でありアシスタント無しでスタートである。信じられません。


MF文庫ダ・ヴィンチ『ストーム・ブリング・ワールド②』 http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/023/006/23614.html著者 冲方丁 イラスト 山本ヤマト
発売日 2009年10月23日  税込み580円

凛々しい少年が超素敵!な燃え加減の表紙です。
超少年書きたい(゜Д、゜)。


※いただきもの※

面白いの来た!(゜Д、゜)
 冲方丁。立て続けのブログ用メールに到来の造形物に拍手喝采である。

こんにちは、浅葱と申します。
フィギュアのような難しい物は造れませんが、作品に出てくる印象的な中のネックレスを作ってみました。 紐に使った皮が肌に合わないのかムズムズしてしまい、もっぱら観賞用になってしまいました。

悩み:陽炎にズキューンとハートを撃ち抜かれたいのですがどうすれば良いでしょうか。

オイレン、スプライトどちらも漫画読みました。マルドゥックも楽しみにしています。
今後も作品と活躍を楽しみにしています。
失礼しました。


ごっつあんす!(゜Д、゜)
 冲方丁。なるほどこの手があったかと大いに感心である。実際に加工する手間はいかばかりかと感嘆である。紐の巻き具合が個人的に好みであり、ズキューンな気持を大いに形にしていただくことを期待するばかりであり浅葱さんに感謝である。








2009年10月3日土曜日

※本日のいただきもの※

またすごいの来たよ!(゜Д、゜)
 冲方丁。ブログ用メールにまたもや到来の嬉しい驚愕である。


初めまして、いつも作品を楽しく拝読させて頂いております、hinaと申します。

「スプライトシュピール」コミック化記念という事で鳳のアクションフィギュアを作成させていただきましたので、ご報告にと思い画像をお送りさせていただきます。

以前紹介されていた思念ゴミ氏の物と同じ「MMS素体」をベースに、プラ板やパテ、各種流用パーツ、それに水無月的な鳳ラヴを材料に構成しています。
基本的にはイラストの灰村キヨタカ氏のデザインを再現する事を念頭に置きつつ、燐晶羽の基部等は、作り易さ優先でシンプルな形状としています。また12.7ミリ超伝導式重機関銃は「テンペスト」版の島田フミカネ氏の意匠を一部取り入れてみました。

それでは今度とも冲方先生の作品とご活躍を、心より楽しみにお待ちしております。乱文乱筆失礼いたしました。










 『スプライトシュピーゲル』コミック化記念、鳳・エウディーチェ・アウストである。
 立体でキャラクターの特徴を再現するというのは実にただものではない。

ごっつあんす!(゜Д、゜)
 冲方丁。思念ゴミさんに続くアクションフィギュアのガレキ・シュピーゲルであり、それぞれの個性がにじみ出ており、本当にどうやって作るんだと驚異であり、制作にかける労力はとてつもないものであろうと感嘆であり、説明を読んでもちっとも自分も作れる気がしないのがそこはかとなく悔しい感じである。hinaさんに多大な感謝を。