2019年3月2日土曜日

【コンテスト】
第2回冲方塾(小説部門)最終選考結果と冲方氏による総評・講評をカクヨムにて公開しました。
https://kakuyomu.jp/contests/ubukata_juku_contest

というわけで、長らくかかりましたが、講評等がようやくアップされたもよう。

今後、小説部門においては、主に早川書房さんとともに受賞者の方々と向き合って参ります。
皆さんと一緒に、小説トレーニングを行う企画も準備中です。

ひとえに研鑽あるのみ!


【三月のお知らせ】

3月12日(火) 新宿ロフトプラスワンにて 
#蒼穹のファフナー 究極BOX発売記念トークイベント』
に出演予定。

3月13日(水)
角川フロンティア文学賞の審査会

3月20日 
『マルドゥック・アノニマス4』発売予定
『マルドゥック・デーモンズ上下』同時発売予定

3月21日(木・祝日) 阿佐ヶ谷ロフトにて
『冲方サミット~タイトル未定~』
に出演予定。

以上。のはず。

ダイジェスト入れ忘れ

日本放送の吉田尚記さんからお誘いを受け、知的ゲームのイベントというものに参加。
吉田ネットワークで集まる、確か二十人くらいの方々とお話しました。

その後のお食事の席で、二村ヒトシさんの著作をサイン入りで頂きました。



オトコのカラダはキモチいい (角川文庫)
Amazon.co.jp 詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4041058759/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_ZZOECbGCD4FZJ


この内容を小説にするだけで素晴らしく頭おかしい(誉めている)何かになりそうな気がする。


あけましておめでとうございます

近頃ますますブログを放置することはなはだしく、我が時間もどこかへいってしまっていたため、改めて新年のお祝いを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて過去二ヶ月のいろいろをダイジェストでお送りした上で、直近の告知を。

年末年始はサハラ砂漠へスーパーエスケープし110キロばかり歩きました。
アフリカの初日の出をウルトラ拝んで参りました。

帰国後、連載や単行本の改稿作業など、二ヶ月連続で〆切7本。ひどい。
スーパーラッシュすぎるため、マルドゥック・アノニマスの4巻改稿作業を優先して、雑誌のほうは一話お休みを頂きました。
それ以外はやりました。

誕生日でめっちゃ呑みました。厄年を脱出しました。

健康診断を受けました。胃カメラ飲みました。偉い。異常なしでした。偉い。

『12人の死にたい子どもたち』の映画がえらいヒットした(してる)と知りました。すごい。

以上。







2018年9月19日水曜日

【本日のお知らせ】
『十二人の死にたい子どもたち』映画化発表。

監督堤幸彦、脚本倉持裕、キャストは…お楽しみに。

https://www.youtube.com/watch?v=QUSyLrMGXSk
公式チャンネル 特報

http://wwws.warnerbros.co.jp/shinitai12/
公式サイト

コミック版の熊倉隆敏さんと一緒に映画のロケ取材に行ってきました。
(連載誌であるグッドアフタヌーンで、素晴らしい取材マンガが載せられるに違いないと信じている)

撮影現場は、まさに密室。
空間自体の存在感もさることながら、物語を担う大小様々な道具が巧みに配置されており、よくできた映画のセットというのはそれ自体がおのずと語り出すものなのだと改めて感心させられます。
さらに12人+1人の白熱の演技が、ものすごい数のカメラを通して映し出され、そのすべてを同時に把握する監督に驚嘆。撮影期間中に延々と作られる「仮の編集」映像も拝見しましたが、もうその段階で早くも完成度が高く、思わずじーっと見続けてしまいました。

原作が映像化されるときは常に「この絶好の勉強の機会を逃してはならない」という気持ちが強くこみ上げるものですが、今回は特に、対話というものを表現するにあたっての脚本・演出・撮影の創意工夫に、どえらく感動しました。

来年1月の公開が、とても楽しみ。

2018年7月31日火曜日

本日のあとがき

北極から帰り、絶対的な虚無の氷原を懐かしく思いながらも、旅行記はさておいて執筆に邁進でやんす。まさかここまで〆切が連打になるとは思わず、ひいひい呻きながらも、どうにかなりました。

年のせいか、自分が書いたものをしばしば忘れるようになったので備忘録的にあとがきを書くことにします。


1)『アクティベイター第6回』
行動派で人情に弱い不器用な男と、頭脳派で怜悧で不器用な男。
本来であれば相容れなかったはずの二人の男が、亡き女性を介して義兄弟となり、巨悪と難事件に挑む……という大好物な人物造形に、いつの間にかなっていました。
ミリタリー設定はからっきし弱いので、専門の方(素晴らしく素敵な本職の方々をご紹介いただくことができて大感謝!)に助力を仰ぎ、単行本にまとめる際、そのときの最新情報に即して修正する予定です。
今話は、8月売り「小説すばる」に掲載。
(「〇月号」と「〇月売」と「〇月〇日と配本」のズレとか、だんだん分からなくなってきます。間違ってたら後で直します)


2)『剣樹抄 第4回』
前話は、吉原の花道で「外八文字」を考案したお勝さんと、歌舞伎の題材にもなった旗本奴・水野十郎、ならびに町奴・幡随院長兵衛に、ご登場を頂きました。
今回は、お相撲さんがテーマです。
「初代横綱」として力士碑に名を刻まれた方が、ご登場。
そして当時、江戸一番の怪力として知られたもう一人の方も、ご登場。
水戸光國が青春を送った江戸初期は、身分の上下にかかわらず、あっちもこっちも天才的な規格外の人達ばかり。まるで、びっくり箱みたいな時代ですね。
ちなみに、江戸初期の相撲は、殴るわ、蹴るわ、しかも関節技もありだわ、総合格闘技みたいな武芸だったようです。
巨漢たちと対峙する、光國と「くじり剣法」の了助の活躍をお楽しみ下さい。
こちらは、8月売り「オール讀物」に掲載。


3)『十二人の死にたいこどもたち』文庫版・改稿(初稿)
ちょっと予定外に改稿スケジュールがぶっ込まれて、これは北極なんかに行く作家にはそのあと何が起こるか思い知らせてやろうということでしょうか。
まあ、行く前から言われてはいたのですが。
以前、公式Twitterアカウントでもつぶやきましたが、目次からして修正するというのは、冲方作品には割と珍しい改稿。
コミック版(画・熊倉さん)のクォリティの高さに負けないよう、しっかり磨きをかけて参りますので、ぜひお手にとってみて下さい。
十月発売予定です。


4)『麒麟児』単行本・改稿(初稿)
前半はほぼほぼ書き直しました。もともと予告編を二つも出した上に、明治150年記念に合わせて、どんどこ進めた連載でしたので、かなり重複するところもあり、ごっそり加筆修正。ようやくすっきりまとまりました。
戦火を防ぐため、むしろ何もかもを焼き払う覚悟で、ギリギリの対峙へと赴く二人の麒麟児のぶつかり合いをお楽しみ下さい。
十月発売予定です。


5)『月と日の后 第6話』
いよいよ藤原氏のドロっドロした歴史に突入。
とある席で、「今、中宮彰子を主人公にして書いております」と話したら、『はなとゆめ』の読者の方から、
「あなたは行成(裏切り者)か!」
と叫ばれてしまいました。
割と多い反応ですが、彰子も彰子で大変な人生です。彰子14歳。定子の産んだ皇子を養育しろと言われ、呆然としながらも皇子のために奮起するあまり、藤原氏が秘めた禁断の歴史の扉を開けてしまう彰子をお楽しみ下さい。


6)アニメ『蒼穹のファフナー』
着々と進行中。8月はイベントですね。聞くところによればカノンがいなくなった日に合わせてきたとか。生誕祭以外も押さえにきたということでしょうか。詳細は公式を待て。


こう言っては何ですが、二週間ほど消えた割には、真面目に仕事をしていますよ。そうは思いませんか。そろそろ失踪していいですか。


7)『マルドゥック・アノニマス 第22回』
これから書きます!
バロット+ウフコックVSハンター陣営、引き続き大盛り上がりの巻。



2018年7月19日木曜日

本日のお知らせ『破蕾』

『破蕾』(講談社) 7月30日発売予定→配本8月1日

担当さんたちが異様にノリノリ。カバー絵と挿画を新規発注した上、函入り(はこいり)にするなど、猛烈豪華な本に仕上げて下さっております。
7月頭に発売予定であったのを、発売日をずらしてまで製本工程を充実させる気合いの入れよう。ぜひお楽しみに。

カバー絵および挿画は、現代日本画家の山科理絵さん。
美麗カバー絵を一部ご紹介。
妖艶かつ清廉。とんでもなく素晴らしい。



その他の作品の発表・刊行予定。

刊行
10月刊行(予定)『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)
10月刊行(予定)『麒麟児』(KADOKAWA)

発表
8月売り「小説すばる」 『アクティベイター』連載中
8月売り「オール讀物」 『剣樹抄』第4話
8月売り「SFマガジン」『マルドゥック・アノニマス』連載中
8月売り「歴史街道」  『月と日の后』連載中

どうぞご笑覧下さい。