2017年3月6日月曜日



本日の本棚ご案内。
というか、そんなタイトルだったっけ。まあ細かいことはさておき。アマゾンさんから広告的なHTMLをコピペすると良いことあるよと逐一メッセージされて従っていたが大変面倒なのでもうやめます。

作家だからか愛読書ばかりインタビューされるんですが、音楽だって聴きますよ冲方は。エモーショナルなひとときがなければ書けませんよ小説なんて。
そんなわけで今は昔、思春期を発展途上国のカオスな熱気に炙られた冲方がまさに中二の十四歳で帰国し、最も肌にしっくり来たついでにインスピレーションの数々でノックアウトされたのが「ZABADAK」でした。
今は亡き(本当に餓死した)先輩から勧められたのがきっかけで、表紙が敬愛してやまない天野喜孝さんだったり、素敵なフレーズにめくるめいたり、どこの国の人が作ったんだろうと真面目に考えるような音色だったり、平沢進も大好きですが、吉良知彦さんも大好きという、そんな感じです。あっかーいー、めーだーあーまーのー、さっそーりー♪

宮沢賢治の「けれども、わたくしは、これらのちひさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんとうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません」というフレーズ。がっでむ、ごーじゃす! なんてこと言うんだ! 素敵すぎる!

『砂煙りまち』の「時計を鏡に映してみる」「言えなかった言葉 部屋中を探して その亡骸を 送りたいあなたに」といったフレーズ。ごーじゃす! 気絶しそうだ!

オボワ(フランス語)。今聴き直すと、若い頃はめちゃ影響受けてますよ。「言葉の亡骸」とか『ばいばい、アース』でたっぷりリスペクトですよ。この曲を聴いたときに、風聞の鳥のイメージが、ぶわっとね。羽の一つ一つにメッセージを持った鳥が飛んでるところがね、どっかから出たのを思い出しましたよ。誰かの思いがね、芽生えて飛ぶ鳥がね。世界を穿って存在しろとね。19歳のときにプロット書いたからね。許して。
「鏡に映してみる」とか、巡り巡って『テスタメントシュピーゲル』でどっと何かがきた感じがしますね。鏡合わせというキーワードには、時間を巻き戻して過去と向き合う(時計を鏡に映すと逆向きに動くからね、あえて説明するのも野暮だけどね)という何かそんな感じのなんかがあるんでしょうね。
懐かしすぎてちょっとひたりながら聴きたくなりました。ひたります。じゃ。