2011年4月10日日曜日

【ほぼ一ヶ月ぶりに】本日の一言【一時帰宅】

北海道・帯広での仮設拠点を準備しつつ、
一時帰宅の人たちとともに、飛行機で福島市へ。
物資不足は如実ですが、みな、粛々と生活をしておりました。

新幹線の復旧はされるのかわかりませんが、
12日の本屋大賞授賞式にはなんとか出席予定。
「元気な日本」に参加します。



単に好きなだけです、忌野清志郎さんが
 福島市のガソリンスタンド店員さん。ようやく車に給油した際、店内から『原発賛成音頭』が響き渡っていたことについて。別に「他意はないです」という、その静かな反骨な態度に感心させられた。
 店員さんが言うには、忌野清志郎がチェルノブイリの事故を受けて作った歌が収録された『COVERS』というアルバムがあったが、発売元の東芝EMIの親会社である東芝が、「反原発の歌である」として発売させなかったのだ、とのこと。
 福島第一原子力発電所の原発のうち半数は、東芝製であるらしい。

原発賛成音頭 Bye-Bye-Timers
http://www.youtube.com/watch?v=cgTeQpw_tSI



乗ってって下さいよ、近いんで
 郡山市の会社経営者。福島空港の荷物受取所にて。乗り合いタクシーが運行休止しているため、どうしたものかと思案していた冲方に、初対面にもかかわらず話しかけて下さった方がいました。郡山市も決して近いわけではないのですが、ありがたくご厚意に甘えさせていただきました。



地震でビルの中身壊れたんで、銀行さんにあげようかと
 上記の会社経営者。持ちビルを担保に融資を受けていたが、ビルの中身が震災で壊れ、修復する資金もないため、ビルごと銀行に渡すしかないとのこと。「まあ、仕方ない」というあっさりとした一言に、地に足のついた強さを感じさせられました。


 
インドで豆腐売ってます
 上記の会社経営者。その父親について。バブル崩壊後、様々な事業に挑戦したお父様だそうで、事業を息子に譲り、齢六十にして何をするかと思ったら、つぶれた豆腐屋から機械を買い取り、「新天地」を目指して、英語もしゃべれないのにインドに行ってしまったという。
 現地ではなかなか繁盛しているそうです。
 なお、そのお父様は、かつて福島・郡山を洪水が襲ったとき、「ボート屋からモーターボート持ってこさせて、ぶっとばしてました。土嚢つんで配ったり、安否確認したりしてね」とのこと。
 震災が起ころうがなんだろうが、強く生きていく。受け入れて生きていく。それができる人ほど、周りにいる人も強くする。
 はからずしも、元気をいただくことができました。ありがとうございます。