2010年7月6日火曜日

※本日のお知らせ※

『天地明察』が第143回直木賞にノミネートされました。

 まったく予想外でありました。
 そしてその分、多くの方々が予想を聞かせて下さいます。
 いわく「初ノミネートで受賞はまずない」、いわく「意外にいけるときはいける」、いわく「既に本屋大賞と吉川英治文学新人賞を受賞した作品に直木賞はない」、いわく「受賞歴は関係なく作家の素質だけが問われる」、いわく――

 その全てが現時点では正しいのでしょう。どう考えても結論が出ない今は。
 冲方にとってはノミネートという成果が現実です。それはまぎれもなく、これまで多くのご指導ご鞭撻、叱咤激励、ムチャ振りの数々を与えて下さった、家族、友人、出版社の人々、プロデューサーたち、現場のクリエーター、先生方、書店員さん、出会うことができた全ての人々のお陰です。
 そして何より、あの作品やこの作品を応援して下さった、読者のみなさんがいて下さったからこそです。
 結局、どんなときにも耐える力をもたらしてくれていたのは、自分の精神力などではなかったんだなと思い知ります。

 ありがとうございます。
 みなさんのお陰で、ここまで来ることができました。
 これからも頑張ります。
 とことん頑張ります。