2010年3月7日日曜日

※本日のお知らせ※

○吉川英治文学賞新人賞を受賞しました!
 よもやよもやの受賞でした。これほどのプレッシャーとチャンスを与えていただけたことに感謝しますとともに、お世話になっている編集さんたちにお返しができて本当に嬉しいです。今後ますます精進かつ焼尽させていただきます。



※本日の一言※

具材そろえて行きます
 角川書籍担当。文芸賞における「待ち会」について、冲方が身動きとれない状況にあったため、いっそ自宅で鍋でもしましょうかという一言。


※「待ち会」とは
 文芸界の慣習の一つ。文芸賞の候補者が編集者やマスコミ関係者とともに選考の結果を待つことをいう。自宅やバーなど「酒と電話が同時に存在する場所」が選ばれることが多い。現代は携帯電話が普及しているが、以前は作家の行きつけの店の電話に受賞の報せが入るといった趣のあることが行われていたらしい。受賞が決まれば同席していた編集陣とともに記者会見の場へと赴き、落選となればその場で大いに飲んで捲土重来を誓う。それまで一緒に待機していたマスコミが「落選」の報せとともにサクサクいなくなったり、連絡一つなかった記者たちが受賞の報せとともにぞろぞろ来たりするという、人間力が問われる試練の場でもある。
 冲方の場合、諸事情により都内待機ができなかったため、角川書籍担当と講談社の編集さんが来て下さった。受賞の連絡をいただいてのち、電話での記者会見応答となった。受賞確定時、当地の新聞記者さんが駆けつけ、その場での翌日朝刊用インタビューが行われ、飲んだくれているところを撮影されたりした。


アビリティ、「きのこ」で
 角川野性時代担当。鍋の用意において、ひたすら、きのこ類をむしっていたことについて。「コマンド少ねえ」と書籍担当からつっこまれての一言。


(当落が決まるまでは)作家がベロンベロンに酔っぱらわないよう気をつける
 講談社小説現代担当。「待ち会」における担当編集者の任務について。


ぜひ歴史に残るウケねらいを
 講談社小説現代担当。受賞確定後の記者会見について。そんなの無理です。


ハグだ
 嫁。受賞確定後、嫁の一言で、その場にいた全員がバンザイ歓呼でハグし合うというハイテンションな光景となった。


社長公認だ、飲め
 角川書籍担当。本来なら「〆切ラッシュ」のまっただ中だが、その日だけはあり得ないくらい飲んだくれることを許されました。